両手両足が義手のサイボーグニンジャ。特務隊「コロン」の指揮官であり、同じくコロン所属のフレイナの上司にあたる人物。
見た目通り視界外からの攻撃に特化したキャラクターであり、パッシブでこちらを視認していない敵へのダメージが上がる。また感電、スタンも持ち合わせているため、敵の妨害も得意としている。
キャラクター概要
役割 | アタッカー(近接攻撃型) |
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特徴 | 電気アルケーを持つ暗殺型の近接アタッカー。 カモフラージュで敵との距離を自由自在に調節することで いつ、どこでも敵を奇襲できる。 |
属性 | 雷 |
スキル
暗殺の専門家 | シャレンを攻撃していない敵へのダメージがUPする。 奇襲状態でスキルで敵を倒すたびにアクティブカモフラージュスキルのクールダウンが初期化される。 |
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カットオフ | 【融合】 電撃の刃で前方を攻撃し敵にダメージを与え、感電状態にする。 |
アクティブカモフラージュ | 【次元】 敵の視野から身を隠す。アクティブカモフラージュ状態で攻撃やスキルを使うと、残り時間に関係なくアクティブカモフラージュ状態が即時終了する。アクティブカモフラージュ状態の終了時、シャレンは奇襲状態になり、次の攻撃のダメージがUPする。 |
ショック弾 | 【次元】 腕に内装された特殊爆弾を前方に放ち、敵をスタン状態にする。 |
フラッシュダガー | 【融合】 照準範囲内の敵をターゲットに指定し、多数のダガーを投げて攻撃する。ダガーが爆破して敵にダメージを与え、感電状態にする。 |
スキン
ストーリー・能力
ストーリー
コロン特殊任務部隊の0号隊員であり、部隊の指揮官だったシャレン。彼女は非継承者の軍人の中で最強と言われるほど優れた実力を持っていた。特に潜行追跡能力は完璧に近く、近接戦闘術は重武装した継承者よりも多くのバルガスを掃討できるほど致命的なものだった。万が一彼女がアルケーを持っていたなら、カレルをも暗殺できただろうという話を聞くこともあったが…その話を聞いてもシャレンは喜ばなかった。シャレンとコロン特殊任務部隊が追撃していたバルガス暗殺ユニットは、シャレンが殺したバルガスより多くのアルビオン兵士を暗殺し、そのたびに影のように姿を消したからだ。
結局シャレンは日に日に拡大していく味方の被害を防ぐために、致命的なサイボーグであるバルガスを追跡することにした。彼女の任務は、標的の位置を特定したあと継承者の打撃部隊を呼び出すこと。しかし、シャレンはこの暗殺ユニットの最後を他人に譲る気はなかった。当時、彼女の戦闘技術は最高潮に達していていた。共に出動した隊員によれば、彼女の動きの一部からアルケー能力による電流現象が目撃されていたほどだった。シャレンの勝利を疑う者は誰もいなかった。
しかし、作戦は失敗した。
アルビオンの手術室で目を覚ましたシャレンは、自分の目を疑った。両手両足を失ったまま、血まみれの胴体だけが病室で苦しみ、もがいていたのだ。作戦報告によると、バルガス暗殺ユニットはシャレンより完璧な奇襲作戦でコロン特殊任務部隊を攻撃した。部下たちを救おうとしたシャレンは致命的な負傷をしたまま気を失った。幸い、支援で派遣されていた隊員17号がシャレンを救出してアルビオンまで退却することができた。そかし、シャレンの生命信号は死亡寸前のものだった。彼女が生き残れる唯一の方法は、開発されたアルケードライブ義体に主な臓器を移植して自分にアルケーがあることを祈ることだった。
シャレンはまだ死ぬことができなかった。部下たちを無惨に殺し、自分をこんな目にあわせたあのサイボーグを排除しなければならなかった。刃が体をえぐるような苦しみを感じながら生きることがあっても、より多くの刃を敵に向かわせたいと思ったのだ。
シャレンは遠のいていく意識をつなぎ止めて自分の意志を伝えた。すると、彼女の体はゆっくり…そして入念に…人工筋肉と光ファィバー、そして漆黒のように暗いカイパー骨格に変わり始めた。
能力
アルケードライブ全身義体・コロン(00)
実験的に開発されたこの全身義体技術は、企画段階から論争の的となっていた。元は身体の一部を代替するために開発されたアルケードライブを全身に付けるのは、すでに死んだも同然の負傷者の苦しみを延長し、完全に兵器として利用するという倫理的な問題があったからだ。しかし、それはシャレンにとって些末な問題に過ぎなかった。彼女は身体に大きな負担がかかる武器や新技術、ファームウェアのアップグレードなどを絶えず要求し、アルケーと精神力だけで義体を制御している。
『痛覚遮断機能は…復讐を終えたら付けてもらおう』
– シャレン