毒を操る継続ダメージ中心のアタッカー。アルビオン特務隊「コロン」で暗殺に従事しており、実際に接点があったかは不明だがシャレンの部下。ストーリーが激重。
パッシブで中毒状態の敵が多ければ多いほど威力が上がっていくため、いかに多くの敵に毒を付与するかが肝になっている。その性質上、対ボスよりも対複数の戦闘に長けているキャラクター。
キャラクター概要
役割 | アタッカー(速攻型) |
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特徴 | 猛毒を自由自在に操る継続アタッカー。 体内から生成される猛毒性物質を利用して敵を毒の沼に閉じ込める。 |
属性 | 毒 |
スキル
伝染の輪 | フレイナのスキルによって中毒状態の敵の数だけフレイナの毒属性スキルの威力がUPする。 |
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毒性トラウマ | 【工学】 毒を投げて敵にダメージを与え、周りの敵を0号室のトラウマ状態にする。 |
防御機構 | 【次元】 自分の防御力が大幅にUPし、攻撃を与えた敵を一定の確率で0号室のトラウマ状態にする。 |
腐敗猛毒 | 【工学】 毒を投げて毒沼を生成する。 毒沼に入った敵は継続ダメージを受け、毒浸り状態になった敵は歩く度に中毒状態にする毒の足跡を生成する。 |
猛毒の洗礼 | 【工学】 現在の銃器を猛毒の洗礼に切り替える。猛毒の洗礼の弾丸に当たった敵は0号室のトラウマ状態になる。 |
スキン
ストーリー・能力
ストーリー
一挙手一投足、些細な行動まで極秘とされるアルビオン司令部の特務隊「コロン」。
互いに実名を言及することも許されておらず、アルビオン内でも作戦コード名で呼び合っているため、隊員の身元は謎に包まれている。
「6号」と呼ばれていたフレイナも同じだった。長年彼女の恋人だった「9号」のオニールとも互いの名を呼んだことがない。
軍事大学を卒業後、コロンに選抜されたフレイナとオニールは、コロンに身を置いたときから長い間互いの名を呼ぶことができなかった。「ためらわずに殺すこと」という組織の教えのもと、フレイナは与えられた任務を見事に遂行していった。
どんな対象であれ、殺すのが当たり前で何ともないことだったのだ。そのため、ためらいを感じることはなかった。少なくとも「0号室事件」が起こるまでは。木霊の沼で行われるバルガスの実験に、真理の教団の司祭階級が現れるという情報を入手し、フレイナとオニールを含め4人の隊員が彼らの暗殺を目標に投入された。予想を上回る規模の敵に隊員全員が負傷したが、無事任務を果たすことができた。入手した情報を報告するために復帰した彼らは1人の幹部と共にコロンのみ出入りできる「0号室」に入った。
作戦報告を始めて間もなく、フレイナ以外の作戦に参加していたた隊員たちが痛みを訴えながら倒れ、バルガスに化していった。
フレイナは引き金を引いた。何でも殺すのがコロンの役目。たとえそれが仲間であり、恋人だった人間だとしても。
数回の銃撃の末、オニールを含む隊員たちが倒れた。フレイナは慌ててオニールに近寄った。
歪んだ顔のオニールは苦しみながらこう言った。「生きるんだ、フレイナ」そう言い終えると瞬く間に膨れ上がり、しばらくして体が弾けてしまった。
オニールの死体から猛毒性の胞子が出てきて0号室の中に拡散した。困惑した幹部はフレイナの腕を引っ張って出ていった。そうやって0号室の扉は閉ざされた。作戦に出た4人の隊員のうちフレイナだけが生き残ったのは、彼女のアルケー能力のおかげだった。フレイナのアルケーは0号室で発見された猛毒よりもはるかに毒性が強かった。しかしフレイナは生きている心地がしなかった。深刻なトラウマと不眠症に苦しみ、体から放たれるアルケーを制御できないせいで隔離されてしまった。自分の手で恋人を殺した罪悪感は彼女のアルケーのように恐ろしく致命的だった。それでもフレイナは生きることにした。恋人の望み通りに。彼の遺言を守りたかった。しばらくしてフレイナのアルケーを中和できる中和剤が開発されると、彼女はようやく隔離室を出ることができた。
能力
猛毒中和システムスーツ
フレイナのアルケーは、マジスターが数値化した毒成分の中で最も高い危険度に分類されている。中和剤の開発は必須であったが、間違って触れたりすれば命に関わるため、誰もが躊躇した。その時、一人の新米生命工学者が立ち上がり、ほどなくしてフレイナのアルケーの毒を中和する成分の開発に成功した。フレイナは当時、誰かが命をかけて中和剤を開発したことを知らなかった。そして、自分の毒性を完全にコントロールできる中和フィルター付きのスーツが完成した時、ようやくその事実を知らされた。
『フレイナ。私に感謝するのはいいですが、罪悪感は持たないでください。私はただ、あなたにこれ以上苦しんでほしくなかっただけです』
– ケイト博士